2017年4月18日火曜日

脳のはたらき②「いろいろな『分かる』がある」


 わかった!!と感じるのは自分の心。心の中の問題なので、他の人からみると「まだまだ分かってないなあ」と思える時や、まったく間違った答えなのに「わかった!」と感じてしまう場合もある。どんな時にヒトは「わかった!」と感じるのだろうか?その条件を整理してみる。

《 全体をつかむ 》
 全体が見えるとわかる場合がある。例えば、今日が何日かはっきりしなくても「4月の中頃だ」というように、だいたいの見当をつけることができる。我々には時間や場所についておおよそこの辺だ、と見当をつける能力が備わっている。しかし、これには個人差があり、この感覚のすぐれた人は、頭の中に全体を見わたすことのできる地図を備えているといえる。
 例えば、テスト勉強に取り組むとき、全体像をきちんとつかんでいて「こことここが大切だ」「これくらいのペースで勉強しないと終わらない」などと見当をつけることのできる人がいる一方で、全体の見通しを持たずにヤマカンだけで試験に臨んでしまう人もいる。やはり、目的地に行くには全体を見通せる地図を持っておくのが良い。

《 整理する 》
 我々は、頭の中に知識の整理棚をもっている。未知のことがらに出会ったとき、それが整理棚のどこかにスポンとおさまると「わかった!」と感じる。

 問題なのは、棚のどこに入れたら良いのかわからないことがらに出会ったときだ。そのとき、それまでに自分の作ってきた整理棚を一度こわして、整理するための新しい基準をつくれることが大切。それのできる人は、自分の中の価値観を見直しながら整理棚を何度もつくり直すので、少々のことでは困らないしっかりとした知識の整理棚を持つことができる。


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