2017年5月4日木曜日

素数植物?


 チューリップの球根を掘り上げるタイミングを知りたくて、ネットで調べた。葉が黄色く枯れた頃だそうだ。上手に保管しておくと、来年も花を楽しむことができる。ついでに、種から育てたらどれくらいかかるかな?と調べて、ずいぶんと長くかかることに驚いた。
 1年目はネギのような葉を出しておしまい。
 2年目は平らな葉だけでおしまい。
 3年目は2年目より大きめの葉になっておしまい。
 4年目もさらに大きな葉になっておしまい。
 5年かけて球根に十分な栄養を蓄え、やっと花が咲く。

 17世紀のオランダで富の象徴とされ、最高級品には小さな家が買えるくらいの値がついた、というのもうなずける気がした。

 同じユリ科のヤマユリも5年。他に、開花の周期の長い植物はないかと調べたら、モウソウチク67年、マダケ120年とあった。5も67も素数だ!、素数の周期で地上に現れては生殖をするセミがいたけれど、素数植物というのもいるのかな?氷河期を生き抜いたのかも知れない。

 右の写真は、数年前に実家で花をつけたリュウゼツランの仲間。母が「50年に1度咲く花」と聞かされていたそうで、本当なら珍しいと思い撮影した。そのときは、ユッカ蘭と思っていたが、その後は花をつけておらず正確なことは分からない。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿