2021年6月9日水曜日

科学おもちゃ「ころころリング」の作り方

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 クサリになった輪っかのひとつが、一番上から下に向かってコロコロと落ちていくように見える、不思議なおもちゃです。暗記カードなどのカードリングをつないで作るのが手軽ですが、動画のクサリは「二重リング」や「キーリング」
と呼ばれる輪っかをつないでいます。直径28mmの安価なものを見つけて購入しました。ちょうつがい部分のでっぱりがないので、スッキリしたクサリができます。
《 つくり方 》

  1. 輪っかを3つ、つなぎます。
  2. 真ん中を持ち上げて、2つをつり下げます。
  3. その2つの両方をとめるようにして、輪っかを1つつなぎます。
  4. さらに、もう1つを1番下につるします。ここまでで、5つの輪っかがつながりました。
  5. 1番上を右手で持ち、2段目の片
    方を左手で持ちます。
  6. 右手を放すと、その輪っかが下に転がり、1番下に輪っかが2つ並びます。
  7. その下に、「つくり方」の3,4と同じように2つの輪っかをつないで下げます。
  8. ここまでで、7つの輪っかがつながりました。この後が、ちょっとやっかいです。

  9. 1番上を右手で持ち、左手は2段目にある2つの輪っかのうち、軽い方を持ちます。持ち上げたときについてくる輪っかの数が1つ少ない方です。
  10. さらに、軽い方でもAとBのどちら側を持つのかも重要です。正しい側であれば、右手を離したときに、まん中の図のように、上から1個、2個、2個、2個とならびます。そうでない場合は、右側の1個、2個、3個、1個の図のようにからまった感じになるので、その場合は、いったん一番下の輪っかを持ってひっくり返してから、さらにもう一度ひっくり返して最初の状態に戻し、そこからやり直します。
  11. うまく、まん中の状態になったら、「つくり方」の3,4と同じように、下に2つの輪っかをつなぎます。
  12. あとは、9〜11をくり返して長くしていき、十分な長さになったら、それまで2つずつ伸ばしていた一番下に、ひとつだけ輪っかをつないで完成です。
  13. 完成したときの姿は、一番上の輪っかが1個で、その下の段からは2個ずつがつながり、一番下の段に1個の輪っかがくっついたクサリになります。遊んでいて、こんがらかった時は、逆さにつり下げ、元に戻してからやり直してください。



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