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私が見聞きした事柄の中から、印象深かった話題を紹介します。真偽のほどはさだかではありません。
《 猿 》その1
夕暮れ時に、中学生のA君が母親と歩いていた時の話。村の入り口までさしかかると、橋のたもとに一匹のサルがいた。母親が突然、サルにむかって「こんばんは」とアイサツをしたので、A君は驚いたが何も言わずにいると、しばらくして母親が「○○君は、アイサツしても返事をせん。」と、友人の名前をあげながら不機嫌そうにつぶやいた。
《 猿 》その2
《 猿 》その2
同じ頃、村に出没するサルを、区長さんが竹ボウキでたたいて追い払った。数日していつの間にか竹ボウキなくなっているのに気づき、聞いてみるとあちこちの家で同じようにホウキのなくなっていることがわかった。サルが盗んで行ったのだと、皆でうわさし合った。
《 ムクドリ 》
夏の早朝に刈払機で草刈りを始めた。数分たってから、ムクドリが2羽やって来ているのに気づいた。エンジン音を怖がるようすもなく、刃のそばにしきりに寄ってくるので危なくてしょうがない。巣があって、それを守ろうとしているのか?もしそうなら申し訳ない、等と考えながら作業をしていると、数がしだいに増えて10羽ほどになった。
エンジンの音を聞きつけて集まってくるらしい。感心してこのことを知人に話したら、自分が知らなかっただけで、別に珍しいことではないそうだ。
《 河童 》
今はもう故人となった、区長さんの若かりし頃の話。街灯もまだなかった時代の夕暮れどき、川べりにじっと立っていて、誰か歩いてくる人がいるとおもむろにドボンと水に飛び込む。そのままじっと身をひそめていると「やっぱり河童はおるんじゃ」と言いながら通り過ぎていくのが面白くて、何度もくり返していたのだそうだ。
《 猪 》
狩りに同行した駐在さんから聞いた話。仕留められたイノシシをもっと良く見ようと近づいていたら、猟友会の人に「離れろ、離れろ」と言われた。
理由は分からないまま言われた通りにしていると、体温を失った主(あるじ)から離れる無数のダニが、イノシシの体毛の表面にブワッと浮き上がってきて、まさに身の毛のよだつ光景だったそうだ。
《 河童 》
今はもう故人となった、区長さんの若かりし頃の話。街灯もまだなかった時代の夕暮れどき、川べりにじっと立っていて、誰か歩いてくる人がいるとおもむろにドボンと水に飛び込む。そのままじっと身をひそめていると「やっぱり河童はおるんじゃ」と言いながら通り過ぎていくのが面白くて、何度もくり返していたのだそうだ。
《 猪 》
狩りに同行した駐在さんから聞いた話。仕留められたイノシシをもっと良く見ようと近づいていたら、猟友会の人に「離れろ、離れろ」と言われた。
理由は分からないまま言われた通りにしていると、体温を失った主(あるじ)から離れる無数のダニが、イノシシの体毛の表面にブワッと浮き上がってきて、まさに身の毛のよだつ光景だったそうだ。
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