2017年4月6日木曜日

干支の12ヶ月?

→ 目 次   

 日本の身近な風習のひとつに十二支がある。最近の研究で、干支は年ごとだけでなく月ごとにも割りあてられていることがわかった。といっても、研究したのは僕なんだけどね。


 3月は「去る」、1月は「去ぬ(いぬ)」などと言う。サルとイヌなら、2月は「ニ」がついてニワトリ。4月はシープでヒツジ、5月は午月でウマとなる。
 ここまで来ると、1月のイヌから始まって5月のウマまで、十二支を逆にたどっていることに気がつく。

 正しい順番は、子(ネズミ)→丑(ウシ)→寅(トラ)→卯(ウサギ)→辰(タツ)→巳(ヘビ)→午(ウマ)→未(ヒツジ)→申(サル)→酉(ニワトリ)→戌(イヌ)→亥(イノシシ)なので、5月の次は6月=ヘビのはずだ。

 「6」の字形を良く見てほしい。「巳」を上下に反転した形になっていることに気づく。
前回の最後も亥年(1911年)でした

 7月=リュウ、ドラゴンボールがなぜ7つなのかはよく知らないが、古くから北斗七星と北辰(北極星)は龍と強く結びつけられてきた。

 8月=ウサギ、ウサギは1羽、2羽と数える。なぜだろうか。ウサギの名前の中に鵜(ウ)と鷺(サギ)が隠れていることと関連がありそうだ。それらの脚の数をすべて足すと、ウ(2本)+サギ(2本)+ウサギ(4本)=8本になる。こじつけと思われそうだが、隠された暗号が複雑になってきたようだ。

 9月=トラ、「虎」の字は上、七、八とノでできている。「七や八ノ上」すなわち9だ。

 10月=ウシ、10をローマ数字で表すと「X」また10月をあらわす英語octoberの頭文字は「O」。OXとは雄牛を表す。干支は日本だけでなく、世界に広く定着していることがうかがわれる。

 11月はnovemberの「N」だからネズミ、というのは安易な気もする。けれど、ミッキーマウスの誕生日も11月18日だそうなので、良しとしよう。

 12月は「じゆうにがつ=自由に月」なので、日本ではイノシシを選んだということだろう。パンダにしている国もあったような、なかったような。
 単に12番目だから12月なのかも知れない。



0 件のコメント:

コメントを投稿