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筒の中のラセンが回転して水を汲み上げるポンプになる。
その水が落ちながら水車を回すので、ポンプが永遠に水を
汲み上げ続ける、はずだった。
アルキメデス考案
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しかし、永久機関はできなかった。その結果、あまりにも多くの悲劇が生じたので、フランスアカデミーはついに「今後いっさいの永久機関の発明を受けつけない」と発表した。ちょうどアメリカで独立戦争がはじまった1775年のことだ。
なぜ、永久機関はできないのだろうか、1840年のある日、ロバート・マイヤーはふるさとへ帰る船の上で考えていた。「人間は栄養をとって体温を維持している。けれども、同時に栄養は運動のために使われているようにも見える。栄養は体温と運動、どちらに使われるのだろうか?」
てこの原理で、右側に強い力がはたらき車輪が回転を続ける、 はずだった。
レオナルド・ダ・ヴィンチ考案
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しかし、彼のこの考えは周囲に受け入れられず、彼は貧困と孤独のうちに死んでいった。が、彼は正しかった。永久機関が動かないのは、はじめの運動が熱としてしだいに失われてしまうためだ。
*1840年はペーリー来航の13年前
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