2018年3月1日木曜日

UP!にスロットルコントローラー(PPT2)

 スロットルコントローラーとは、アクセルペダルからの信号を最適化し、走行性能を向上させることのできる器具。2年ほど前に、インタースター社のPPT2という製品を購入して自力で?取り付けたときの話。

 アクセルペダルの動きは、ワイヤーではなく、現在は電気のコードによってコンピュータ処理された信号がエンジンに伝えられている。追い越しなどで踏み込んでも、エンジンが即座に反応しないことがあるのはそのためである。そのタイムラグをなくすのがスロットルコントローラーの役割。との解説を読んで「これは良い」と思った。UP!の乗り心地に不満はなかったのだが、発進などで「スムーズに加速してほしい」と感じることが多かったからだ。

 説明書を見ると素人の自分にもできそうな感じ。まず、ペダル側のコネクタをつなぐことにしたが、UP!の車内はせまい。助手席側からからだを伸ばして作業したが、スペースがなく手元が見えない。手探りでコネクタの場所を探りながらプラグに押し込むと、バネに押し戻される感じ。何度目かに渾身の力を込めると、やっとカチッと音がした。
 車体側のコネクタは楽な体勢で作業できるが、奥まで差し込むことがなかなかできない。何度目かの挑戦でカチッとはまったので、始動してみると、うまく動作しているようす。

 ちょうど用事もあったので、20kmほどの田舎道を試運転することにした。スポーツモードの+1の設定でも、スタート時の加速に効果が感じられ、快調。ところが、用事をすませて帰ろうとすると動かない。アクセルを踏み込んでも何の手応えもなく、ガス欠で止まったときと同じ感覚。車体側のコネクタの差し込みが十分でなかったようだ。
 取説に、「キーを抜いて、10分間ドアを開けておいた後に作業を開始する」とあったので、ドアを開け車外で待っていたら、その間にセキレイが車の中に飛び込み糞までしてしまった。それでも、鳥を追い出してプラグを押し込むとうまくいき、帰路につくことができた。が、途中でホームセンターの駐車場に停車。買い物をすませて乗り込むと、また動かなくなっていた。

 駐車場で再びプラグを押し込もうとしたが、走行中に動作しなくなる危険もあると考え、プロに頼むことにした。JAFに助けを求めると、さすがに本職で、何度目かに「あっ、入った」の声とともにカッチリつながった。いつものことだが、餅は餅屋だなぁと思った。
コントローラーとETCを、中央コンソールに納めています。

 以後は、不具合も無くスポーツモードの+1〜2に設定して楽しんでいるつもりだった。が、この記事を書くにあたってネットで確認すると、それはエコモードの5〜6だったことがわかった。それでも、十分パワフルに感じていたのです。
 全部で21段階の調節が可能だそうなので、ピッタリくるものを探したい。高速や一般道など状況に応じて使い分けるのが楽しいとの書き込みもあった。なるほどと思う。また、プラグの接続に苦労したが、プライヤーなどを使って作業されている方が大半のようだった。



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