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ネットでは透明のアクリルパイプを材料にしたものが紹介されている。今回は、入手が簡単なペットボトルを使ったが、柔らかいので回転させるとひしゃげて楕円形になる。シャボン玉らしい丸さを保つために、つっかい棒としてストローを使用した。しょう油などの容器が手頃な固さのように感じた。
作り方は次の①〜⑥だが、今回は小学校低学年の子どもたちだったので、④から後の作業をしてもらった。
《 つくり方 》
① ペットボトルにセロテープをまきつけてはる。
② テープを目印にして、ペットボトルを切る。
・柔らかいのでカッターナイフではまっすぐに切るのが難しかった。切れ込みを入れ、そこからハサミを差し込んで切るとうまくいった。
・千枚通しのようなとがったものを突き刺し、2mm程度の穴にする。
・穴と穴の間隔は5mm程度。重心に偏りがでないよう、輪っかの模様などを目印にして、慎重に位置を決める。
④ ストローをペットボトルの直径に合わせて切る。
・4つの穴の、2つが右、2つが左になるよう、ペットボトルの輪っかを机の上に寝かせる。
・ペットボトルの直径と同じ長さのストローを1本つくったら、輪っかの中に、横向きに置いておく。
⑤ たこ糸をペットボトルの穴とストローに通す。
※ 低学年の子どもには、小さな穴への糸通しは難しい作業のようだった。急遽、極細の針金で糸通しをつくって対応した。
・糸の片方を持って、右側の上の穴に、輪っかの外側から内側に通す。
・次にストローに通し、出てきた糸を、左下の小さい穴に内側から外側に通す。
・出てきた糸を右向きにして、左上の穴の外側から内側に通す。
・ストローの左側から右側に通す。
・ストローの右側から出てきた糸を、引っぱって10cmくらい先を出しておく。
・糸の反対側のはしを持って、輪っかの右下の穴に外側から内側に通す。
⑥ たこ糸をほどけないように結ぶ。
・糸のはしとはしをとけないように結ぶ。なるべく大きな結び目にして、ストローの中に押し込んで隠すと見栄えが良い。
※ まちがって、結び目が別の場所にできても、ちゃんと回るので心配はいらない。
※ 通す穴が少し違っても、全体的なかたちができてれいれば、ちゃんと回るので心配はいらない。
これで完成。あとは、創意を発揮して、輪っかの内・外やストローを油性ペンやカラーテープで装飾すると、よりきれいなシャボン玉ができる。2つをつないで2連のビュンビュンごまに挑戦する子どももいた。
工作自体は、たこ糸を通す作業だけだったので、30分足らずで完成し、ほとんどの子どもが時間内に回せるようにもなっていた。
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