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1年生の理科に出てくる、主な気体を擬人化してみました。親しみを感じてもらえるとうれしいが、逆に紛らわしさが増したかも知れない。
《キャラクターと主なエピソード》
◯ 塩さん(えんさん)
・裏社会の支配者、キン族と闘い続けている。
・石怪石鬼(せっかいせっき)に捕えられていた二坂さんを救い出した。→ 詳細はマンガで
◯ 塩僧(えんそう)
・弱点は水泳がややにがてなこと。体重が重いのも悩み。
◯ 瑛一(えいいち)
大爆発の時の瑛一と瑛二 |
・とても身軽でスポーツ万能。水泳も得意。
・明るい性格だが、カッとなりやすい。特に、弟の瑛二と一緒になって大暴れした事件は「H2の大爆発」と呼ばれている。
・正義感が強く、塩さん以上にキン族を嫌っている。子どもだったにもかかわらず、塩さんの手を振り切って飛び出し、立ち向かっていったエピソードは有名。その時は、さすがの塩さんも大泡出だった。
※ 文中の「大泡出」は「大慌て」の間違いでした。
◯ 三相法師(さんそうほうし)
・瑛一と瑛二の師匠。大爆発事件をきっかけに、とても強いきずなで結ばれることになった。
・どんな人とも分けへだてなく接し、仲良くなる。三相に接すると、ほとんどの人が「燃えてきたー」と、思わず叫ぶほど元気になる。キン族の場合は、ギラついたところが無くなり、穏やかになることが多い。
・ほんの少し太っている。水泳は得意。
◯ 二坂旦蔵(にさかたんぞう)
・ふだんは寺の植物を育てている。落ち葉のたき火やロウソクなどが燃えていると、火事を心配してすぐにやって来る。
・体重が重く、水泳はややにがて。
・泳いでいる姿がユーモラスなので、みんなから「旦さん」と呼ばれ親しまれているが、水泳中に気持ち悪くなって顔面蒼白になることがある。
昔のつらい体験を思い出したためで、本人はそれを「石怪酔い(せっかいすい)」と呼んでいる。
・石怪石鬼の国で旦さんは、貝ガラの檻に入れられ渋草(じゅうそう)を食べさせられていたらしい。
※ 渋草の学名はタンサンスイソ・ナトリウムです。
→ 詳細はマンガで
◯ 金栗馳走(かなくり ちそう)
・「あんもに屋」の主人で、瑛一ら三兄弟をアルバイトに雇った。
・まあまあ身軽、水泳は得意。
※ あんもに屋では、水が厳禁のため誤解されがちだが、馳走は水を怖れない。
◯ あんもに屋
・馳走が瑛一ら三兄弟を雇って経営しているお店。「水厳禁」だが、何を扱っているのかは不明。
・付近の住民からは、「刺激臭がした」「真っ赤な噴水を見た」などと気味悪がられている。水に非常にとけやすく、空気より軽いものを扱っているようだ。
・馳走がオリンピックのパリ大会から帰国した後、店の名前が「アン・モニア」に変わり、窒素肥料で育てた花を売るようになった。
《確認テスト》
① 塩酸と金属が出あったときに、発生する気体は?
② 塩酸と石灰石が出あった時に、発生する気体は?
③ 塩酸と貝がらや炭酸水素ナトリウムなどが出あったときに発生する気体は?
④ マッチで火をつけると、爆発する気体は?
⑤ 線香や落ち葉などをを燃やすはたらきをする気体は?
⑥ 鉄などの金属を、さびさせるはたらきの気体は?
⑦ 落ち葉やロウソクなど、有機物が燃えるときに発生する気体は?
⑧ 貝がらや炭酸水素ナトリウムに、塩酸を加えて発生する気体は?
⑨ 二酸化酸素と反応して、白く濁る液体は?
⑩ 空気の約80%を占めるが、他の物質とほとんど反応しない気体は?
⑪ アンモニアは、窒素原子と3つの( )原子が結びついてできている。
⑫ 水にとけると、塩酸になる気体は?
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