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もし液面がキリンの場合のように、目盛りと目盛りの中間にあるなら、特別に意識しなくても「112.5」と、最小メモリの10分の1まで読み取れていることが多い。この場合は 112.5 の「5」が「最小メモリの10分の1」の値になる。
テストでは、液面とメモリがピッタリ重なった図がよく出題される。それは、「.0」まで忘れずに読めるようになったかを確かめるためなので、気をつけよう。
電流計や電圧計も、メスシリンダーと同じ読み方をすれば良いのだが、単純に「.0」をつければ良いという訳ではないので、ややこしい。これから、順を追って練習しよう。
500mAの―端子が使われているので、右端まで針が振れた時の値は( ① )mAになる。
だから、この電流計の針は 「150」を指していることになるが、「最小目盛りの 10分の1」まで読まないといけないので、150mAでいいのか、150.0mAなのか、はたまた150.00mAなのか迷ってしまう。
だから、この電流計の針は 「150」を指していることになるが、「最小目盛りの 10分の1」まで読まないといけないので、150mAでいいのか、150.0mAなのか、はたまた150.00mAなのか迷ってしまう。
①の答え:500
図bのとき、針が示している値は( ② )。そのときの最後の数字「5」が、メモリとメモリの間の値、つまり「最小メモリの10分の1」にあたる。
この場合、「最小メモリの10分の1」まで正しく読み取っている値は、ア〜ウのどれだろうか?・・・答え( ③ )
ア、245 mA
イ、245.0 mA
ウ、245.00 mA
②の答え:245 、③の答え:ア
図bの場合、少数点以下の値までは読み取らなくて良いことがわかった。このことは、図aの150にも当てはめることができる。正しい測定値は、次のどれだろうか?・・・答え( ④ )
ア、150 mA イ、150.0 mA ウ、150.00 mA
ア、150 mA イ、150.0 mA ウ、150.00 mA
④の答え:ア
50mAのー端子が使われているので、メモリの右端(最高値)は 5A、500mA 、50mA のうち( ⑤ )になる。
だから、図cの電流計が示している値は( ⑥ )。
ア、2.45 イ、24.5 ウ、245
ア、2.45 イ、24.5 ウ、245
⑤の答え:50mA
⑥の答え:24.5mA
答え・・・( ⑦ )
ア、15 イ、15.0
ウ、15.00
⑦の答え:イ
5Aのー端子が使われているので、メモリの右端(最高値)は 5A、500mA 、50mA のうち( ⑧ )になる。
だから、図eの電流計が示している値は( ⑨ )。
ア、2.45 イ、24.5 ウ、245
ア、2.45 イ、24.5 ウ、245
⑧の答え:5A 、⑨の答え:2.45A
ア、1.5
イ、1.50
ウ、1.500
⑦の答え:1.50A
《まとめ》
・指針が、目盛りと目盛りの間を指しているときに読みとった値が、最小メモリの10分の1までを読みとった値になる。
※ 日本では、10分の1まで読みとれるように、最小目盛りの間隔を1.0mm以上にすることが、規格で決められているそうだ。すべての器具が、目盛りの10分の1までを正確に測定できる、とは限らない。が、技術の進歩は目覚ましいので「10分の1まで読む」習慣は身につけて損のない事だと思う。
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