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ドラえもんの話の中に、のび太君が裏山で魚の化石を見つけるシーンが出てくる。のび太君は「昔の魚は山に住んでたんだ」と叫んで、笑われてしまうのだが、「のび太君が間違っているとは限らない」と考える人もいるだろう。
科学者の人たちの判断は「今の生物と形が似ていれば、生活のようすも似ているはず」なので、化石の魚も水中に住んでいた、と考えるのが正しいようだ。
さて、地層がいつの時代に堆積したのかを示す生物の化石を「示準化石」というが、どれも実際には見たことのない生物なので、なじみがなく覚えにくい。そこで、代表的な示準化石とその地質年代をマンガにまとめてみた。役にたつかな?
《「古生代」編のキャスト 》
フズリーナ:フズリナ
蚕幼虫 :サンヨウチュウ(三葉虫)
コン虫とは異なる種類の節足動物。からだが縦方向の中央部分と右、左の3つの部分に分けられるので三葉虫と呼ばれる。前後方向に、頭・胸・尾の3つの部分に分けることもできる。たくさんの種類があり、体長が1cm満たないものから60cmに達するものもある。
《「中生代」編のキャスト 》
いくじなしの竜:恐竜
化石生物界の大スター。最近は、テレビ等にも羽毛や毛におおわれたカラフルな姿で登場することが多くなった。
アンモ騎士:アンモナイト
恐竜に負けないくらいに有名な化石生物。カラの直径が10数cmのものが多いが、絶滅前には3mに達する大型のものも現れた。
《「新生代」編のキャスト》
デス、モス、チルス:デスモスチルス
ヒカリ矢 :ビカリア
ナウマン象
氷河期に暮らしていたやや小型の像。旧石器時代の人類が食料にしていた。
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