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《 双子葉類をさらに分ける 》
双子葉類とは、葉脈が網目状になっている植物の仲間で、花びらがくっついているグループと、離れているグループに分けることができます。花びらの離れているグループを離弁花類といいます。右の図にある3種類が、代表としてよく出題されます。離弁花類の花には、どれも「ラ」がついています。
エンドウはどうでしょうか。離弁花類なのに「ラ」がありません。けれども平安時代には「ノラマメ」と呼ばれていました。
合弁花類は「ご」から始まります。ツバキ・サツキ・キクなど、なまえにカ行を含むことが多いのは、偶然とは思えません。タンポポ・ツツジなどカ行の見当たらない場合もありますが、その時は「ポポ」「ツツ」など、花びらと同じように文字がくっついています。
ヒマワリも合弁花類ですが、元々の名前は「丈菊(じょうぎく)」で、漢字の「向日葵(ひまわり)」も、昔はひゅうがあおいと読まれていたそうなので、カ行の法則に当てはまります。
「法則」ということばを使いましたが、言うまでもなく、これらはただの偶然とこじつけです。実際の花に触れてみて、散る時のようすを思い描けるようになると、正しく判断できそうです。花占いをしてみるのも、良いでしょう。
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