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「炭酸水素ナトリウム」と「メタン」に関する化学変化を、ひらがなにしてみました。
炭素(C)=あ、酸素(O)=い、水素(H)=す、ナトリウム(Na)=も、です。
すると、炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)は「もすあいいい」になりますが、このままだとイメージがわきにくいので、ならべ替えて「アイスもいい」にします。同じように、他の化学式もひらがなに変えると、炭酸水素ナトリウムの熱分解を次のように表せます。
《Q1》それぞれの言葉はいくつずつ必要か、係数を考えましょう。
炭酸水素ナトリウム → 炭酸ナトリウム + 水 + 二酸化炭素
( ① )NaHCO3 → ( ② )Na2CO3 + ( ③ )H2O + ( ④ )CO2
( ① )アイスもいい→( ② )モアイもいい+( ③ )スイス+( ④ )居合
《Q2》
炭酸水素ナトリウム + 塩酸 → 塩化ナトリウム + 水 + 二酸化炭素
( ① )NaHCO3 + ( ② )HCl → ( ③ )NaCl + ( ④ ) H2O + ( ⑤ ) CO2
( ① )アイスもいい + ( ② )りす → ( ③ )もり + ( ④ )スイス + ( ⑤ )居合
メタン(CH4)は「あすすすす」になりますが、意味のあることばにするのが難しいので、漢字にしてみました。炭素(C)=大、水素(H)=口だと、「大口口口口」で「器(うつわ)」になります。酸素(O)を「一」にすると、酸素分子(O2)は漢数字の「二」で良いでしょう。
これらを使って、メタンの燃焼を次のように表しました。「係数」を入れて、化学反応式を完成させましょう。
《Q3》メタン + 酸素 → 水 + 二酸化炭素
( ① )CH4 +( ② )O2 → ( ③ )H2O+( ④ )CO2
( ① )器 + ( ② )二 → ( ③ )串 +( ④ )本
《 解説と答 》
Q1 反応前の原子は6個だが、反応後は12個になっている。「あいすもいい」を2個にすると原子の数が同じになる。
答え ①=2、②〜④=1(ただし「1」は書かないので空欄)
Q2 反応前の原子が8個で、反応後も8個。原子の種類ごとに数を確認しても変化していないので、係数をつける必要がない。
答え ①〜⑤=1(ただし「1」は書かないのでどれも空欄)
Q3 反応前の「口」は4つなのに、反応後は2つしかない。そこで、串を2個にする。すると、反応後の「一」が4個になるので、反応前の「二」を2個にして数をそろえる。
答え ①と④=1なので書かない、②=2、③=2
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