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居合を習いはじめて、すでに4年以上が過ぎた。姿勢が良くなった、とほめられることもあるが、間違って覚えたことを、そのまま繰り返していることも多い。最近学んで練習しているのは、今さらのようだが「◯ 手掛け」納刀の時に、刀がうまく指にのらず失敗したり、鞘引きが不十分だったりするのを修正中。
◯ 神殿への礼 入場の足は平行。礼のときだけ踵(かかと)をつける。礼が終わり、刀を左手に持ち替えた後に、足を平行に戻す。その後の、移動などでの足は平行。踵をつけた姿勢、すなわち「ガニ又」は戦いには不向き。
◯ 正座 両手は太ももの中ほどに置く。そこが、もっとも少ない動きで柄に手がけることのできる位置。
◯ 手掛け 拝み取りで柄に手をかける。このとき、左手の小指の外側が栗型に接するくらいの位置にあると、中指・人指し指・親指の3本が鯉口より先に出る。このように、左手の指や掌が、どれも栗型より前にある状態になっていると、抜き付けや納刀の鞘引きがやりやすい。
◯ 抜 刀 鍔はヘソ前の位置。柄頭の向きを変えずに抜き始め、徐々に柄頭を相手の方向に向けて行くが、右拳を相手に突き出していくイメージ。柄頭まで相手に向けてしまうと、小手を切られる危険が生じる。
◯ 抜きつけ 切っ先を鞘から出す時は、右手で刀を抜くのではなく、左手で鞘引きをする。腕は振らずに手の内の変化で抜きつける。
※「抜きつけ」は腕を振らないが、「切りつけ」では腕を振る。腕を振る範囲は技によって決まっているので、それを覚えることが肝要。
◯ 鞘の操作 抜き始めてから残り10cmほどになるまでは、刃を上向きにしておく。残り10cmほどになったら、切る角度に応じて左手で鞘を回し柄を手に納める。鞘引きして抜くと同時に、左手で鯉口を前に投げるようにして10cmほどを帯から出した状態に戻す。鞘を投げた左手は、そのまま刀の柄を握りにいく。
◯ 納 刀 はじめに鯉口に刃をのせるときは水平。長い刀を納刀するとき、上にあがるのは構わない。柄を振り回し気味に横へ動かすのはよくない。鯉口に乗せた時の角度を保って前に出し、左手で鞘を操作して切っ先をおさめ、右手を戻しながら鞘に納めるが、右手の前後の動きはフィルムを逆回しにするイメージ。刃を30cmほど納めたところからスピードを落とし、残心を示す。
◯ 袈裟血振り 両手をやや前に出すようにしながら、止め手のまま、刃を45度以上傾ける。刃筋を変えないように右手を引き、真横にきたところで肘を曲げはじめる。鍔がこめかみに触れる直前で止めるが、そのとき、刀身は体とほぼ平行。身幅で外側に傾くのは良いが、内側に傾き刃先がからだの後ろに回るのは良くない。
刃筋を変えないように袈裟に振ると、前方右45°のあたりで右拳が左手と同じ高さになるはず。そのとき、刃先はひざよりやや下の位置にないといけない。これらの刀の操作は、すべて止め手のまま右手の薬指と小指の力加減で行う。親指、人差し指に力を入れない。
◯ 座り技 1本目の場合、右足はすねが床と垂直になる。左足は太ももが床と垂直ではなく、踵(かかと)を立てた分前に傾く。すねと太ももの角度、すなはち左膝(ひざ)の角度が90度。
◯ 立ち技 座り技の足幅から、足裏の長さ1つ分だけ足幅をせまくする。送り足で切りつけたときも、左足を寄せすぎないようにし、前述の足幅を保つ。
◯ 残 心 「礼に始まって、礼に終わる」とは、切る所作が終わっても気を抜かず、残りの敵に備えて気迫を保つこと、とも言える。ほっとして、納刀で失敗することがよくある。
◯ 神殿への礼 入場の足は平行。礼のときだけ踵(かかと)をつける。礼が終わり、刀を左手に持ち替えた後に、足を平行に戻す。その後の、移動などでの足は平行。踵をつけた姿勢、すなわち「ガニ又」は戦いには不向き。
◯ 正座 両手は太ももの中ほどに置く。そこが、もっとも少ない動きで柄に手がけることのできる位置。
◯ 手掛け 拝み取りで柄に手をかける。このとき、左手の小指の外側が栗型に接するくらいの位置にあると、中指・人指し指・親指の3本が鯉口より先に出る。このように、左手の指や掌が、どれも栗型より前にある状態になっていると、抜き付けや納刀の鞘引きがやりやすい。
◯ 抜 刀 鍔はヘソ前の位置。柄頭の向きを変えずに抜き始め、徐々に柄頭を相手の方向に向けて行くが、右拳を相手に突き出していくイメージ。柄頭まで相手に向けてしまうと、小手を切られる危険が生じる。
◯ 抜きつけ 切っ先を鞘から出す時は、右手で刀を抜くのではなく、左手で鞘引きをする。腕は振らずに手の内の変化で抜きつける。
※「抜きつけ」は腕を振らないが、「切りつけ」では腕を振る。腕を振る範囲は技によって決まっているので、それを覚えることが肝要。
◯ 鞘の操作 抜き始めてから残り10cmほどになるまでは、刃を上向きにしておく。残り10cmほどになったら、切る角度に応じて左手で鞘を回し柄を手に納める。鞘引きして抜くと同時に、左手で鯉口を前に投げるようにして10cmほどを帯から出した状態に戻す。鞘を投げた左手は、そのまま刀の柄を握りにいく。
◯ 納 刀 はじめに鯉口に刃をのせるときは水平。長い刀を納刀するとき、上にあがるのは構わない。柄を振り回し気味に横へ動かすのはよくない。鯉口に乗せた時の角度を保って前に出し、左手で鞘を操作して切っ先をおさめ、右手を戻しながら鞘に納めるが、右手の前後の動きはフィルムを逆回しにするイメージ。刃を30cmほど納めたところからスピードを落とし、残心を示す。
◯ 袈裟血振り 両手をやや前に出すようにしながら、止め手のまま、刃を45度以上傾ける。刃筋を変えないように右手を引き、真横にきたところで肘を曲げはじめる。鍔がこめかみに触れる直前で止めるが、そのとき、刀身は体とほぼ平行。身幅で外側に傾くのは良いが、内側に傾き刃先がからだの後ろに回るのは良くない。
刃筋を変えないように袈裟に振ると、前方右45°のあたりで右拳が左手と同じ高さになるはず。そのとき、刃先はひざよりやや下の位置にないといけない。これらの刀の操作は、すべて止め手のまま右手の薬指と小指の力加減で行う。親指、人差し指に力を入れない。
◯ 座り技 1本目の場合、右足はすねが床と垂直になる。左足は太ももが床と垂直ではなく、踵(かかと)を立てた分前に傾く。すねと太ももの角度、すなはち左膝(ひざ)の角度が90度。
◯ 立ち技 座り技の足幅から、足裏の長さ1つ分だけ足幅をせまくする。送り足で切りつけたときも、左足を寄せすぎないようにし、前述の足幅を保つ。
◯ 残 心 「礼に始まって、礼に終わる」とは、切る所作が終わっても気を抜かず、残りの敵に備えて気迫を保つこと、とも言える。ほっとして、納刀で失敗することがよくある。
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